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日本の女性史3 女子学生をめぐるあたりまえのようですごくむずかしい物語『セーラー服と女学生 100年ずっと愛されたその秘密』『少女のスカートはよくゆれる』『最下層女子校生 無関心社会の罪』『少女たちの性はなぜ空虚になったか』

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『セーラー服と女学生−100年ずっと愛された、その秘密』
内田 静枝 / 河出書房新社
セーラー服はなぜ、日本で女学生服として定着し100年もの間、愛されているのか? セーラー服を愛し、描き、研究するトップランナーが多数登場、その秘密と魅力に迫る、初めての1冊!
【著者紹介】内田 静枝
玉川大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、弥生美術館学芸員。編著に『少女時代によろしく』『長澤節』『水森亜土』など多数。


『少女のスカートはよくゆれる』
岡藤 真依 / 太田出版
恋をして、キスをして、セックスをする。あたりまえのようですごくむずかしい。幼児期のトラウマを抱えてなかなかセックスに踏み込めない女の子。脳性マヒだけど普通に恋愛をしたい女の子。彼女たちにとって、恋をしてキスをしてセックスをするという「ステップ」を踏むことは当たり前のものではない。さまざまな悩みを抱えた女性たちの「性」を、気鋭・岡藤真依が丁寧に紡ぐ。
【著者紹介】岡藤 真依
兵庫県神戸市生まれ。乙女座。B型。漫画家、イラストレーター。思春期の少年少女の、未完成な性をモチーフとした作風で注目を集める。京都精華大学芸術学科卒業。


『最下層女子校生 無関心社会の罪』
橘 ジュン / 小学館
闇を彷徨い苦悶する女子たちの実像に迫る! 10代20代の若年女子を巡る状況は厳しいものがある。精神的、肉体的虐待に父親による性的虐待。そして、一見すると何の問題があるようにも見えない女子が過剰な期待をかけられて「教育虐待」に悩んでいる。 さらには、貧困や学校でのイジメなどで苦しみ、自殺などの自傷行為を繰り返し、自己承認欲求のために、また食べるためにカラダを売っているという現実がある。
【著者紹介】橘 ジュン
千葉県出身。ライター。『VOICESマガジン』編集長。「アウトロー的」な生き方をしていた18歳のときに、雑誌の取材を受けたことをきっかけにルポ執筆などの活動を始める。2006年にフリーペーパー『VOICES』を創刊。悩める少女たちを中心に3000人を越える声を聞き、伝え続けてきた。2009年に、NPO法人『BONDプロジェクト』を設立。全国を飛び回っている。


『少女たちの性はなぜ空虚になったか』
高崎 真規子 / NHK出版
今、少女たちはあふれる性情報に右往左往し、セックスは思春期の不安や焦燥からの逃げ場、価値や意味を見出せない「行為」になりさがっている。戦後、女(と男)の「性」、家や社会の旧弊や管理から自立し、もっと実り豊かな果実を産むはずではなかったか。この30年の「性意識」の嘘と真実、その変容と挫折をたどる。
【著者紹介】高崎 真規子
ノンフィクション・ライター。二松学舎大学卒業後、音楽プロダクション入社。体当たり取材による体験記や人物論、女性の問題などを、『週刊文春』『CREA』『AERA』などの雑誌に発表。著書に『やっぱり結婚』、共著に別冊宝島『セックスというお仕事』『それぞれの離婚』など。朝日ジャーナル・ノンフィクション大賞佳作受賞(1988)


*バーゲンブックの選りすぐりセットです。出版社が読者との新たな出会いを求めて出庫したもので、古本とは異なり一度も読者の手に渡っていない新本です。

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