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イラン女性の抑圧の苦しみと差別が交雑する南アフリカの男女『古鏡の沈黙』『ナディン・ゴーディマが描いた南アフリカ社会』

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『古鏡の沈黙』
ジャーレ / 未知谷 
ミシンが文明開化であったイラン近代化の黎明期、誰にも見せられず本に挟まれていたある女性の詩に当時のイラン女性の苦しみと抑圧が明かされる。フェミニズムに興味のある方、必読の詩篇。
【著者紹介】ジャーレ Zhale
1884年、イランの政治と文学において長年重要な地位を占めたガーエムマーガム一門に生まれ、当時のイラン女性としては珍しく教育を受ける機会を得る。16歳の時、家族の望みで40歳代の男性と結婚。自らの境遇を社会的・宗教的な制約によるものと分析しつつ、嘆きの詩を書いた。彼女の詩はイランの文学史上、女性によって書かれた最初の、個人的感情を詠ったものである。「ジャーレ」は雅号。本名アーラム=タージ・ガーエムマガーミー 。
【編者紹介】ザフラー・ターヘリー・ハギーギー Zahra Taheri Haghighi
イラン、シーラーズ生まれ。カリフォルニア大学バークレー校博士課程修了。文学博士。2002年10月、東京外国語大学南・西アジア課程客員教授として来日、2010年7月まで在日。現在はオーストラリア国立大学アラブ・イスラーム研究センターに在籍。ペルシア文学、なかでも女性の文学に焦点をあてた研究を続けている。
【翻訳者紹介】鈴木珠里
東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程修了。文学修士。イラン現代詩を研究、翻訳するかたわら、中央大学総合政策学部・大東文化大学国際関係学部・外務省研修所の非常勤講師としてペルシア語を教える。定期的に、ペルシア語教室「ヘディーエ」を開催。
【翻訳者紹介】中村菜穂
東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程在籍(刊行当時)。


『ナディン・ゴーディマが描いた南アフリカ社会』
坂本 利子 / 第三書館
ノーベル文学賞(1991年)受賞の白人女性作家として著名なナディン・ゴーディマが生涯を通じて追求し描き続けた、人種差別と男女差別と異文化交雑する南アフリカ社会の中に生きる女と男の姿を通して見えてくるものがある。
【著者紹介】坂本 利子
立命館大学産業社会学部教授。1951年生まれ。1997年英国エセックス大学にて修士号(比較文化研究)取得。2001年ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院にて博士号(アフリカ研究)取得。2000年から3年間立命館アジア太平洋大学で教鞭をとり、2003年より現職。立命館アジア太平洋大学と立命館大学において、国内学生と国際学生、あるいは海外の大学生との多文化間共修授業実践に携わる。


*バーゲンブックの選りすぐりセットです。出版社が読者との新たな出会いを求めて出庫したもので、古本とは異なり一度も読者の手に渡っていない新本です。

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