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日英をつなぐアート物語「ダブリンで日本美術のお世話を チェスター・ビューティー・ライブラリーと私の半世紀」 (著:潮田淑子)&「夏目漱石とクラシック音楽」 (著:瀧井敬子)

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「ダブリンで日本美術のお世話を チェスター・ビューティー・ライブラリーと私の半世紀」
著者:潮田 淑子
発行:平凡社

内容紹介:
ダブリンで暮らす日本人主婦が小さな美術館を手伝うとそこは日本美術の宝の山。苦労の末世界的な美術館に。半世紀の自伝的エッセイ。ダブリンに住むこととなった日本人主婦が、司馬遼太郎の讃える「そのひかえめな人柄とすばらしい知性」で、小さなライブラリーに眠っていた日本美術の宝物を、整理し、目録を作成し、修復の実現、研究者の世話、世界に日本に紹介し、日・愛、二つの国をつないだ。半世紀の軌跡の自伝的エッセイ。

著者:潮田 淑子
1931年、水戸市生まれ。東京女子大学日本文学科卒業。1960年より、アイルランド、ダブリンでの生活を始める。1970年よりチェスター・ビーティー・ライブラリーで学芸員の仕事に関わり、96年退職(80年まではボランティア、以後正規職員)。2006年外務大臣賞受賞、2007年旭日双光章受章。


「夏目漱石とクラシック音楽」
著者:瀧井 敬子
発行:毎日新聞出版

内容紹介:
夏目漱石は大のクラシックファンだった?! 従来のイメージを覆す画期的な漱石論の誕生! 「趣味は人間に大切なものである。楽器を壊すものは社会から音楽を奪う点において罪人である」(『野分』より) ロンドン留学中に西洋音楽と出会った夏目漱石は、盟友寺田寅彦の手ほどきもあって、以後大のクラシックファンとなる。お洒落をしてコンサートに行くのがなによりの楽しみで、娘に当時としては高額のピアノを買い与え、中島六郎という専属教師をつけ、彼の音楽評を森田草平にまとめさせ、新聞の文芸欄に掲載させていた。 日本最初のバイオリニスト幸田延や、日本に初めてオーケストラを作ったアウグスト・ユンケル等、当時の一流音楽人たちの公演も観ていた。音楽への傾倒は作品にも大きな影響を与えている。『三四郎』における美禰子の造形を筆頭に、有名な『野分』の音楽会の場面、随筆『ケーベル先生』など漱石文学の名作は、クラシックを抜きにして語れないものだった。文明社会に芸術は欠かせないと考えていた漱石にとって、クラシックとは『草枕』で語られる理想の境地「非人情」を具現化するものだった。音楽学の第一人者による画期的な漱石論が登場!

著者:瀧井 敬子
1946年札幌生まれ。東京藝術大学楽理科卒業、同大学院修了。専門分野は草創期の近代日本音楽史。特に明治文豪の洋楽受容の研究。自らの音楽学研究の成果をオペラ公演やコントート公演の形でも発表。元東京藝術大学特任教授、元くらしき作陽大学特任教授。

*バーゲンブックの選りすぐりセットです。出版社が読者との新たな出会いを求めて出庫したもので、古本とは異なり一度も読者の手に渡っていない新本です。

※準備中につき通常よりさらに数日かけて発送予定

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